ライブシールユニット PILLAR No.6300
・ライブローディング方式(スプリング加圧方式)により、パッキンの締付け力を長期間維持し、漏洩量の低減メンテナンスの軽減シールの長寿命化を実現します。
特徴
安定したシール性能
・ライブローディング方式は、スプリングで加圧しているため、従来方式と比べて締付力を長期間維持することで、安定したシール性能を発揮いたします。構造は使用条件により、シングルグランド型、ダブルグランド型、遊動グランド型の3つのタイプがあります。
軸振れに追従
・ダブルグランド、遊動グランド構造とすることで、軸振れに対し追従性が向上いたします。
メンテナンスの軽減
・カラー(スプリングカバー)とパッキン押えの隙間をゼロにすることで締付管理が行えます。また、締付力の低下がカラーとパッキン押えの隙間で確認できるため増し締め時期がわかり、目で見る管理ができます。
性能
使用条件に対して、適切なパッキンを選定する必要があります。
No. | 用途 | パッキン組合せ |
---|---|---|
1 | 樹脂系流体用 | P/#4536+P/#4526L |
2 | 食品用 | P/#4504+P/#4536 |
3 | ケミカル用 | P/#4536+P/#6527L |
4 | 粉体+ガス | P/#6722+P/#6527L |
軸封構造と特長
『シングルグランド型』
最もシンプルな構造で、全てのパッキンを1つのパッキン押えで締付ける構造です。ただし、パッキンボックスが本体に固定されているため、軸振れに対する追随性はダブルグランド、遊動グランドと比較するとやや劣ります。
最もシンプルな構造で、全てのパッキンを1つのパッキン押えで締付ける構造です。ただし、パッキンボックスが本体に固定されているため、軸振れに対する追随性はダブルグランド、遊動グランドと比較するとやや劣ります。
『ダブルグランド型』
大気側と機内側のパッキンを分割して締付けているため、シングルグランド構造よりシール性が向上します。また、大気側のパッキン押えにOリングを有しているため、大気側のパッキンはOリングの変形範囲で軸振れに追従いたします。
大気側と機内側のパッキンを分割して締付けているため、シングルグランド構造よりシール性が向上します。また、大気側のパッキン押えにOリングを有しているため、大気側のパッキンはOリングの変形範囲で軸振れに追従いたします。
『遊動グランド型』
パッキンボックスと機器本体との間に摺動リングとOリングを有する構造で、軸振れに追従可能です。
パッキンボックスと機器本体との間に摺動リングとOリングを有する構造で、軸振れに追従可能です。
その他