攪拌用ドライコンタクトシール ケミマイティーⅡ Type EAB
先行待機ポンプ設備の簡素化、メンテナンス時間の短縮に貢献いたします。
ピラーケミマイティーIIは、固定環と軸パッキンに耐熱性、耐薬品性品性に優れたフッ素ゴム0リングを使用した、汎用タイプの攪拌機用ドライコンタクトシールです。
ダブルシールのようなシール液供給装置が不要なため、設備コストの低減が可能です。
※ 軸パッキンにOリングを使わないPTFEベローズタイプ(Type WCB)もあります。
ダブルシールのようなシール液供給装置が不要なため、設備コストの低減が可能です。
※ 軸パッキンにOリングを使わないPTFEベローズタイプ(Type WCB)もあります。
特徴
付属機器不要
・ドライコンタクトシールですから、シール液循環ユニットや加圧タンク、シールポットなどの付属機器が不要で設備管理コストが低減できます。
コンタミレス
・シール液を使用しないので、缶内へのシール液の混入がなく、汚染を防止できます。また、グランドパッキンと比べて摩耗粉の混入が極端に低減できます。
メンテナンスの低減
・シール構成部品が機器本体の外側にあるため、メンテナンスが容易です。また、シール液の管理をする必要がないため、日常のメンテナンスが軽減できます。
幅広い適用範囲
・シール流体の圧力によって受ける影響を構造的に考慮したバランス形を標準採用しており、缶内がフルバキュームから正圧 0.4MPaまでシール可能です。
性能
シール端面材組合せと適用範囲
固定環 vs. シールリング | 最高呼び径周速 V(m/s) |
最高缶内圧力 P(MPaG) |
最高缶内温度 (℃) |
最高P・V値 (MPaG・m/s) |
---|---|---|---|---|
SiC(P5) vs. グラスファイバ入りPTFE(G2) |
1.0 | 0.2 | 150 | 0.1 |
セラミック(J6) vs. グラスファイバ入りPTFE(G2) |
1.0 | 0.2 | 150 | 0.08 |
SiC (P5) vs. 特殊充填材入りPTFE(G8) |
1.0 | 0.4 | 150 | 0.2 |
セラミック(J6) vs. 特殊充填材入りPTFE(G8) |
1.0 | 0.3 | 150 | 0.15 |
基本構造
その他